【micro:bit ループ】プログラムで同じことを繰り返そう!

micro:bitでプログラミング
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こんにちは、ナナです。

プログラムを構成こうせいする要素ようそとしてかせないのが「ループ」です。

プログラムでは「ループ」をあやつることで、何度なんども同じことをする必要ひつようのあるプログラムを簡単かんたんに作ることができるようになります。

この記事きじでは、次のことを学習がくしゅうできます。

この記事で学習できること
  • 「ループ」ってなんなの?
  • 「くりかえし」ブロックの使つかい方とループの作り方
  • 「カウンターきのくりかえし」ブロックの使い方
  • カウンター変数へんすう意味いみと使い方

では、makecodeを使った、「ループ」の使い方をまなんでいきましょう。

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「ループ」って、いったい何なの?

よ!プログラムを修行しゅぎょうする中で「ループ」という言葉ことばがよく出てくるんですよ。何なのですか、この「ループ」とは?

ナナ
ナナ

プログラミングの世界せかいでは「ループ」という言葉はよく使われるんですよ。

「ループ」は「かえす」処理しょりのことなんだよ。「反復処理はんぷくしょり」なんて呼び方もするからね。

「ループ」とはのことであり、プログラミングの世界せかいでは「かえす」ことを意味いみしています。

ループ

生活の中で出てくる繰り返されること

みんなが普段ふだん生活せいかつしている中においても、「かえす」ことで実現じつげんされているものはたくさんあります。

生活の中のくりかえし

プログラミングにおいても、「繰り返す」ことによってできることはたくさんあるんです。

ナナ
ナナ

みんなの普段ふだん行動こうどうの中で、かえされているものってどんなものがあるかな? かんがえてみよう!それが「ループ」なんだよ。

「ずっと」ブロックはループだった!

ここまで利用りようしてきた「ずっと」ブロックは、じつは「ループ」をおこなうためのブロックなのです。

ずっとはループブロック

このプログラムをうごかすと、「カメ」と「キリン」が1秒毎びょうごとかえしLEDに表示されます。

「ずっと」ブロックの中に、ふくまれるブロックは上から下に向かって順番じゅんばん実行じっこうされ、最後さいごのブロックの実行じっこうが終わると最初さいしょのブロックにもどります。

これが「ループ」によるプログラムです。

ナナ
ナナ

ずっと」という意味いみは「ずっと、ループでかえす!」という意味なんですよ。

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「くりかえし」ブロックを使ったループの扱い方を知ろう!

たしかに言われてみれば「何かをかえしている」という行動こうどうぼくもしていますね。毎日、修行しゅぎょうを繰り返してますし、手裏剣しゅりけんを何度もげて練習れんしゅうしています。

でも、プログラムの中で「ループ」を使うと、どんなことができるのでしょうか?

ナナ
ナナ

プログラムというのは、みんながコンピュータにしてしいことを「ブロック」として組み合わせることで作りますね。

して欲しいことの中には、同じことを「何度なんどかえしてほしい」ということだってあるんですよ。そんなときに「ループ」を使ってプログラミングをしますよ!

「くりかえし」ブロックを使うことで、プログラムの中にループを作ることができます。

「くりかえし」ブロックの使い方

「くりかえし」ブロックはループブロック一覧いちらんの中にあります。

くりかえしブロック

「ずっと」ブロックでは繰り返す回数は無限むげんですが、「くりかえし」ブロックには見てわかるとお回数かいすう指定していする必要ひつようがあります。

回数として指定した数だけ、プログラムが繰り返されることになります。

「ループ」による繰り返しには、繰り返す限度げんど設定せっていされるのが普通ふつうなんです。みんなも、キャッチボールを数十回すうじゅっかいげたらわりますよね。

ナナ
ナナ

「ずっと」ブロックはかえ回数かいすう制限せいげんがない、特別とくべつなブロックなんですよ。

「くりかえし」ブロックを使ったループ方法

では、さっそく「くりかえし」ブロックを使ってみましょう!

プログラムをうごかしはじめたときに、3回だけ「ハート」のアイコンをLEDに点滅てんめつして表示ひょうじさせてみますよ!

くりかえしブロックで点灯

最初さいしょだけ」ブロックに、かくブロックを同じように追加ついかしてみましょう。くりかえし回数かいすうやアイコンを、べつのものにえてもよいですよ。

ナナ
ナナ

シミュレータ画面の下にある「再起動さいきどう」ボタンを押すことで、最初さいしょからプログラムをうごかしなおすことができます。

「くりかえし」ブロックを使うことによるプログラムの便利なところ

「くりかえし」ブロックを使った場合ばあいと使わない場合で、プログラムの作り方がどのように変わるかを見てみましょう。

くりかえしのメリット

「ループ」を使わないプログラムは、同じブロックを何度なんども作らないといけません。「ループ」にすると、1だけ作って「繰り返し回数かいすう」を指定していするだけで作ることができます。

これがループの便利べんりさです。

ナナ
ナナ

このれいは3回だけですが、10回だったらすごく大変たいへんなのがわかりますよね。ループを使うと簡単かんたんに作ることができます!

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「カウンター付きのくりかえし」ブロックを使ってみよう

よ!ループブロックの一覧いちらんの中には「変数へんすうカウンターを0~4にえてくりかえす」というブロックがあります。

「くりかえし」ブロックとは、どのようなちがいがあるのですか?

ナナ
ナナ

「カウンター付きのくりかえし」ブロックのことだね。これはループを使ったプログラムではよく利用されるものなんですよ。

カウンターという「変数」を利用したループの方法です。

「カウンター付きのくりかえし」ブロックは、次のブロックのことです。

カウンター付き繰り返しブロック

「カウンター」って何なの?

「カウンター付きくりかえし」ブロックをプログラミングエリアに配置はいちすると、自動的じどうてきに「カウンター」という名前の変数へんすうが作られたことになります。

ループカウンター

「カウンター」とは、プログラミングの世界せかいでは通称つうしょうループカウンター」とばれる変数のことです。

「カウンター」変数には、かえしている最中さいちゅうの数が管理かんりされています。

ループカウンターの役割

注意ちゅうい必要ひつようなのはカウンターは、最初さいしょに「0」からはじまり、かえたびに1つずつえていきます。

そのため、このプログラムは「0」「1」「2」「3」「4」の合計5回、かえされることになります。

ナナ
ナナ

ループカウンターは「0」から始まるんですよ!「1」じゃないんです。注意しましょうねっ!

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やってみようコーナー:「ループ」を使ったプログラミングの巻

ナナ
ナナ

それじゃあ「くりかえす」ブロックを使ったプログラムを作ってみようね!

修行その1:「くりかえす」ブロックを使ったプログラム

修行内容:レベルアップの効果音を繰り返そう!

彼は毎日、たたかいの中でレベル上げを行っているのであった…。

レベル上げ

よ!ぼく日々ひびたたかいの中で自分のレベルが上がっていくのです。そんなレベルアップしたときには、レベルが上がったっぽい『効果音こうかおん』がしいんですよ! だって、『やったぜ』ってなりたいじゃないですかっ‼

しかも、てきつよさによってはたおしたときに、一気いっきに3レベルも上がるときだってあるんです!そんなときは『うぉっしゃー』ってなるんですよ。

みんな、またおねがいです。彼のねがいをかなえてあげてください。

レベルアップ時の効果音を鳴らすプログラム
  • 「A」スイッチをすと、ランダムで「1~3」のレベルアップすう決定けっていする。
  • LEDにはレベルアップした数を表示ひょうじする。
  • メロディ「パワーアップ」をレベルアップ数の回数分かいすうぶんだけ、2びょうごとに連続れんぞくらせる。

このプログラムを作って、かれ素敵すてき効果音こうかおんらしてあげてください。

みんな、僕に力をしてくれ!『効果音こうかおん』があればもっとつよくなれるがするんだよ!

ナナ
ナナ

プログラムができたみんなは、答え合わせをしてみようね。

レベルアップの効果音プログラム

効果音

みんな、これでやるが上がってきたよー。今日きょう修行しゅぎょうするぞっ!