こんにちは、ナナです。
みなさんは普段、音楽を聴いていますか?
音楽とは音が並んだものであり、「音」というものをコンピューターで作り出すこともできるのです。
「micro:bit」では、スピーカーを繋げることで音を出すことができます。makecodeでプログラミングをすれば自由に音を出すことができるのです。

この記事では音の作り方を学んでいきましょう。
では、makecodeを使った、音の出し方を学んでいきましょう。
メロディ音をスピーカーから出してみよう!

師範!LEDを光らせるのもよいのですが、他に「micro:bit」でできることはないですか?
わたくしは、もっとプログラミングでできることを増やしていきたいのですっ!

じゃあ、「micro:bit」から音を鳴らしてみよう。makecodeには音を鳴らすことができるブロックが用意されているから、「メロディ」ブロックを使ってみようね。
makecodeには音を鳴らすためのブロックが用意されています。まずは、ブロックの使い方から学んでいきましょう。
「メロディ」ブロックを使ってみよう!
音楽ブロック一覧の中には、音に関するブロックがたくさん含まれています。
まずは「メロディ」ブロックを使ってみましょう。

「メロディ」ブロックは、用意されたメロディの中から好きなメロディを鳴らすことができます。たくさんあるので、実際に鳴らしてみましょう!
「最初だけ」ブロックに「メロディ」ブロックを組み合わせてみてください。


メロディを選んでお気に入りの曲を見つけてみよう!
スピーカーから好きな音を鳴らしてみよう!

なるほど。「makecode」にはメロディが含まれているのですね。
師範!わたしのお気に入りの曲をmicro:bitに鳴らしてもらいたいのです。そんなことはできないのですか?

できますよ。楽譜があればみんなも自分の好きな音楽を、「micro:bit」から鳴らすことができますよ。
それでは、簡単な曲である『きらきら星』を鳴らしてみましょう。
音を鳴らすブロックの使い方
ドレミの音は「音を鳴らす」ブロックを使うことで鳴らすことができます。

「休符」ブロックも使いながら、タイミングを合わせて音を調整することができます。
音を選んで鳴らしてみよう!
「音を鳴らす」ブロックでは、「ド・レ・ミ」などの音をみんなが選ぶことができます。

音の高さをクリックすると、鍵盤が表示され音を選ぶことができます。やってみましょう!
きらきら星を鳴らしてみよう!
楽譜は「ドドソソララソ ファファミミレレド」を順番に並べてみましょう!

「最初だけ」ブロックに入れることで、プログラムを動かした最初に『きらきら星』が流れることになります。
micro:bitでスピーカーから音を出してみよう!

師範!「メロディ」ブロックを使うとパソコンから音が聞こえますが、実際のmicro:bitでは音を出すことはでないのですか?
わたくしは、この手に乗った「micro:bit」が奏でる音楽を聴きたいのです!

もちろん、「micro:bit」から音楽を出すことだってできますよ!ただし、音を出すためには「圧電スピーカー」と呼ばれるモノが必要となります。
『micro:bit アドバンスセット』を持っている人は、圧電スピーカーが付属しているので音を出すことができます。
圧電スピーカーを持っていない人は、読み飛ばしてもよいですよ。持っている人はやってみましょう!
micro:bitへの圧電スピーカーのつなぎ方
それでは、「micro:bit」から音楽を鳴らすために、圧電スピーカーを取り付けてみましょう。
『micro:bit アドバンスセット』の中に入っている、圧電スピーカーを準備してください。

『ワニの口の形をしたクリップ』ということで『ワニ口クリップ』と呼びます!
そして、黒くて丸いものが『圧電スピーカー』ですね。
ワニ口クリップは「micro:bit」の「0」と「GND」と書かれている部分に取り付けてください。ここに取り付けないと音は鳴りません。

ワニ口クリップには、「赤色」「黒色」の2つがありますが、逆に取り付けても大丈夫です。
準備ができたら『きらきら星』のプログラムをダウンロードして、micro:bitで鳴らしてみましょう。

ワニ口クリップに間違えて手に挟まないように、注意して取り付けてくださいね!ケガしちゃいますよ。

やってみようコーナー:音を使ったプログラミングの巻

それじゃあ「音を鳴らす」ブロックを使ったプログラムを作ってみようね!
修行その1:「音を鳴らす」ブロックを使ったプログラム

みんな、音を鳴らすための仕組みはわかったわよね!
今回の修行では、みんなの好きな音をmicro:bitで鳴らしてみるのよ。音階がわからない曲なら、『google』を使って楽譜を検索してみるのもいいわよ。
「A」スイッチが押されたときに、みんなの作った音楽を鳴らすようにしてみよう!

この修行には答えがないから、みんなの音楽が鳴れば修行は無事に完了だよ!がんばって鳴らしてみてね。

micro:bitのプログラムを最初から学びたい子は、ここから始めよう!